
CentOS 6 ネットワーク設定
さくらVPSやAWSなどのIaas(イァース)では、linuxサーバーのネットワーク設定など、あらかじめ設定済の状態で利用を開始することができます。
5年程前からサーバーと言えば、さくらVPSやAWSなどのIaasを使う事が多くなり
OSからインストールする機会はめっきり減りましたが
最近、試験的な環境構築作業をやる機会があり、VirtualBoxなどの仮想環境にCentOSをインストールしてセットアップする事が何度かありましたので設定項目をまとめておきます。
/etc/sysconfig/network
HOSTNAME=example.com
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
HWADDR=08:00:27:A6:BD:XX
TYPE=Ethernet
UUID=1d80xxxx-9e95-48df-a6f9-56a66bxxxxxx
ONBOOT=yes
NM_CONTROLLED=yes
BOOTPROTO=dhcp
DNS1=8.8.8.8
DNS2=8.8.4.4
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1
HWADDR=08:00:27:35:66:XX
TYPE=Ethernet
UUID=992xxxxx-9d1b-4d4f-a6ed-7d3216xxxxxx
ONBOOT=yes
NM_CONTROLLED=yes
BOOTPROTO=static
IPADDR=192.168.56.10
上記のifcfg-eth1ファイルは、VirtualBoxでネットワーク設定のアダプター2にホストオンリーアダプターを設定した例。
ここまでの設定でIPアドレスでSSHログイン可能になる。
ネットワークを再起動して設定を反映
HOSTNAMEを変更した場合は network を再起動しても反映されません。
サーバーを再起動すると反映されます。
サーバーを再起動できない場合は、下記のコマンドでhostnameを変更してください。
クライアントPCの hosts 設定
ドメイン未設定の場合などに必要であれば実施する
/etc/hosts
お使いのサーバーのIPアドレス、ドメインを設定してください。
hosts ファイルの反映(Macの場合)
macOS、OSX のバージョンによってコマンドは異なる場合があります。
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ここまでの設定で、ホスト名でSSH接続が可能になります。
ついでに authorized_keys を設定することでログインが便利になります。
ネットワーク関連のエラーの例
サーバーからネットワークに接続できない上記のようなエラーが発生する場合は
このページで紹介した設定例に含まれる各設定ファイルの「ONBOOT=yes」や
DNS1, DNS2 の項目を設定することで、解決できました。